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子宮頸がんワクチン(キャッチアップ接種)について
TOPICS2024.04.17
当院では子宮頸がんワクチン接種を行っています。またキャッチアップ接種も実施しています。キャッチアップ接種は2024年9月末までに初回接種する必要がありますので、接種される方はお早めにご検討をお願いいたします。
キャッチアップ接種とは?
平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日:1997年4月2日~2008年4月1日)の女性の方はHPVワクチンの接種を逃した方がいます。今回、キャッチアップ接種として公費で接種が受けられる最後のチャンスになります。自費接種の場合、約10万円もかかるワクチンになります。ぜひ、この機会に接種をご検討ください。
HPVワクチンの安全性
接種勧奨を控えていた約8年間の間に、国はワクチンの科学的根拠に基づいた整理、安全性を評価する体制の整備に努めています。この結果、2021年11月12日に開催された予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会において、 HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。当医療圏(久留米医療圏)においては、久留米大学病院婦人科が副反応等の相談窓口になっています。
日本のHPVワクチン安全性報告(外部サイト)
若い方へでも発症する「子宮頸がん」
日本における子宮頸がんの発症数は約10,000人/年であり、死亡数は約2,900人/年と報告されています。なかでも20~30歳代での発症も少なくありません。女性の出産年齢と重なる時期でもあるため、若い方に接種をして頂きたいワクチンです。ワクチン接種を行うことで、子宮頸がんの原因となるHPV感染を50~70%防ぐことが可能になります。
予約について
お電話:0942-72-2236(月~土 9時~17時)