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骨密度測定装置について
TOPICS2023.07.11
骨密度の検査について
骨密度検査は骨の中にあるカルシウム、マグネシウムなどのミネラルの成分を計測する検査です。検査することで骨粗しょう症の診断や骨折する危険性の評価が可能です。
当院では最も信頼度が高いDEXA法(デキサ法)を用いて検査します。測定に用いるX線はきわめて微量ですので、安心して検査を受けていただくことが可能です。
骨粗しょう症について
骨粗しょう症は骨の強度が低下し、骨の密度が低くなり、骨自体がもろくなってしまう疾患です。骨粗しょう症になってしまうと、身長が縮んだり、少しの衝撃で骨折したりしてしまいます。
転んだりくしゃみをしたりといった、軽い力でも骨折してしまうことがあります。骨折することで寝たきりになる方が増えています。
検査方法について
装置のベッドに寝るだけで、5分程度で終わります。微量のX線を使用し、腰椎と大腿骨をそれぞれ測定します。測定中は動かないように寝ていただくだけで息止め等も必要ありません。
骨粗鬆症になりやすい人は?
以下の項目にあてはまる数が多いほど今後骨折を起こす危険性が高くなります。
・低い骨密度
・骨折をしたことがある
・親に骨折した方がいる
・喫煙
・飲酒
・ステロイド剤使用
また、偏った食事(カルシウム・ビタミンD不足)や運動不足の方、過度なダイエット経験がある若い女性も骨粗しょう症になるリスクが高くなります。
特に女性は更年期にさしかかる50歳前後になるとホルモンの変化によって、骨密度が急激に減少します。
特に女性は更年期にさしかかる50歳前後になるとホルモンの変化によって、骨密度が急激に減少します。
検査結果について
同年代や若い人の平均値と比較して骨密度がどの程度なのか、骨粗しょう症に該当するのかについて知ることができます。