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CT検査について
TOPICS2023.04.24
■ CT検査とは?
CTは「Computed Tomography(コンピュータ断層装置)」の略称です。
レントゲン検査と同じようにX線を使用する検査ですが、得られる画像は異なります。
CT検査では、X線が出る管球とデータを受け取る検出器が360°回転しながら撮影します。管球から出たX線は身体を通り抜け、検出器が多方向から得たデータを高速計算して画像化するため、より詳細に任意の断面の画像や3D画像の作成が可能です。
また、撮影時間が比較的短いため救急医療においても活躍しています。血液の流れや病巣の広がり、治療後の効果の確認などさまざまな目的で活用されています。
■ 嶋田病院のCTについて
フィリップス製Spectral CT 7500装置を導入しております。短時間(造影剤を使用しない場合は5分程度)で広範囲の撮影が可能で、被ばく量が少ないことが特徴です。
CT検査室内では診療放射線技師がご案内いたします。患者さんに安心して検査を受けていただけるよう心がけていますので、不安なことや分からないことがありましたらスタッフにお尋ねください。
< 検査の流れ >
検査台の上で横になり、「ガントリ」と呼ばれる筒の中に入って撮影します。
画像のブレを防ぐため、検査中は身体を動かさないようお願いいたします。
息止めが必要なときは呼吸の合図が流れます。息止めの時間は撮影部位によって異なりますが、およそ3~10秒ほどです。
検査中に何か異変がありましたら、検査台に寝たまま声を出してください。操作室にいる診療放射線技師と会話ができます。
■ 造影CTとは
CT検査の中で造影剤を使用する検査を「造影CT」、その他の通常の検査を「単純CT」といいます。
造影CTでは検査前に、静脈路に確保した点滴から造影剤を注入することで血液の流れを観察しやすくします(※造影剤注入時は、診療放射線技師と看護師が側で観察を行います)。
使用する造影剤にはヨードという成分が含まれており、X線吸収率が高いため画像上では白く描出されます。血流が悪く虚血となっている部分は造影剤が流れず黒く描出されるため、これにより病変を発見することができます。
造影剤は腎臓を通ってほとんどが尿として排出されますので、検査後は普段より多めに水分を摂るようにしてください(※飲水制限がある方は医師の指示に従ってください)。
また、以下に当てはまる方は造影CTができない場合がありますので、事前に医師へお申し出ください。
- ヨード造影剤で副作用歴がある方
- 気管支喘息の既往がある方
- 甲状腺機能亢進症の既往がある方
- 腎機能が悪い方
- 授乳中の方
■ 低線量肺がんCT検診とは
嶋田病院は福岡県初の肺がんCT検診認定施設として「低線量肺CT検査」を行っています。この検査は肺がんの早期発見・治療に有用です。
日本では、肺がんによる死者は年々増え続けています。がん患者の死亡数のうち肺がんが占める割合は、男性は第1位、女性は第2位です(※「がんの統計2022」より)。肺がんの主な原因は喫煙ですが、本人が喫煙していなくても肺がんに罹患することがあります。
低線量肺がんCT検査では、通常のCT検査よりも 被ばくを抑えて撮影します。
認定医師の他に認定放射線技師が在籍しており、他技師にもその技術を伝えながら患者さんに最良の検査をご提供できるよう日々精進しております。
詳細は、嶋田病院 健診センターホームページ をご覧ください。
■ CT検査を受けられる方へ
①お食事について
造影CT … 検査前に絶食が必要です。
単純CT … 検査目的によっては絶食が必要です。必ず事前指示をご確認ください。
②お薬について
ビグアナイド系の糖尿病薬を内服されている方は、検査前後48時間の休薬が必要です。
③服装について
撮影範囲に金属があると画像に影響が出て診断の妨げになります(※「金属アーチファクト」といいます)。検査当日は、できる限り金属が無い服装でお越しください。
金属の例(一部抜粋)
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■ お問い合わせ
急患や検査状況によりますが、当日の検査も可能です。総合外来へご連絡ください。
※救急外来は24時間365日受け付けております。