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実績
主な疾患は
食道・胃がん、大腸がん、胆のう・肝臓がん、食道胃静脈瘤、胆石症(胆管炎、胆のう炎)、胆膵疾患、胃・十二指腸炎、胃・十二指腸潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ菌、胃・大腸ポリープ、急性膵炎、逆流性食道炎、肝炎、肝硬変、肝不全、クローン病、潰瘍性大腸炎など
消化器内科
(2021年2月18日更新)
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 |
1
樋口 徹 (9:00〜12:00) |
2
家守 雅大 (9:00〜12:00) |
3
入江 朋子 (9:00〜12:00) |
4
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5
佐久間 努 (9:00〜12:00) |
6
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午後 |
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●倉岡 圭 (14:00〜17:00) |
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午前 |
8
樋口 徹 (9:00〜12:00) |
9
家守 雅大 (9:00〜12:00) |
10
入江 朋子 (9:00〜12:00) |
11
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12
佐久間 努 (9:00〜12:00) |
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午後 |
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●倉岡 圭 (14:00〜17:00) |
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午前 |
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樋口 徹 (9:00〜12:00) |
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家守 雅大 (9:00〜12:00) |
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入江 朋子 (9:00〜12:00) |
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佐久間 努 (9:00〜12:00) |
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午後 |
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●倉岡 圭 (14:00〜17:00) |
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午前 |
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樋口 徹 (9:00〜12:00) |
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家守 雅大 (9:00〜12:00) |
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入江 朋子 (9:00〜12:00) |
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26
佐久間 努 (9:00〜12:00) |
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午後 |
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●倉岡 圭 (14:00〜17:00) |
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午前 | ||||||
午後 |
※●:非常勤
※診療時間・担当医師は、急患搬入時・学会出張など医師の都合により予告なく変更される場合があります、ご了承ください。
※詳しくは、お電話・窓口までお問い合わせください。
最新の超音波内視鏡(EUS)を導入して、積極的に早期発見に努めています。
食生活の欧米化にともない、炎症性腸疾患患者が増加傾向にあります。
H.pylori感染は胃粘膜のみでなく全身に対する感染症です。内視鏡治療後の除菌により、異時性多発胃癌の抑制が出来ます。
最近では、検査方法の進歩により、早期のうちに見つかる胃がんが多くなってきました。早期胃がんに対しては、おなかを切らずに内視鏡でがんを含む粘膜病変部だけを切り取る「内視鏡的治療」が用いられます。
「内視鏡的治療」は外科手術に比べおなかに傷がつかず、胃の機能が保てる上に、短い入院期間で退院できます。
内視鏡的粘膜下層剥離術(以下ESD)という治療法の普及により、早期胃がんに対する内視鏡治療は飛躍的に向上し、おなかを切らずに治療することができるようになりました。
当院は、内視鏡治療においては、高度な技術と最新の設備にて治療にあたっています。
赤い部分が、早期胃がんです。青い色素を散布すると、病変が明瞭になります。
がんの周囲に目印をつけ、その周りをナイフで切開していきます。
出血に注意しながら、慎重に粘膜を剥ぎ落していき、がんを切除します。
白い目印の中央部分(黄色の線内)にがんが存在します。見た目にも切除できていることが分かりますが、がんの深さは病理検査という顕微鏡検査で最終的な診断を行います。
胃の曲がり角に赤くわずかに盛り上がった部分は、明らかにがんの部分ですが、その周囲も淡く赤い部分が拡がっています。
青い色素を散布すると、がんの境界が浮かび上がってきて、広範囲であることがわかります。
注意深く観察して、がんの境界の外側に目印をつけると、一画面では写せないほど広い範囲にがんが存在していることが疑われます。この目印の周囲を切開して、がんを切除します。
手術後
通常観察でポリープが見つかった場合は、どんなポリープなのか(ガンの可能性が高いかどうか)を見極めるため、青いインジゴカルミンという色素を散布して、拡大観察を行います。
その後、ポリープの根元にスネアと呼ばれるワイヤーを引っかけて縛り、電流を流して焼灼しながら切除します。焼きながら切ることで出血を抑えることができます。あとは切除したポリープを回収して終了です。
この患者さんのポリープを顕微鏡で調べてみると、全体ががんであることが判明しましたが、追加の治療は必要ありませんでした。
通常のポリープは、スネアで縛って焼灼して切除しますが、下記のような比較的大きなポリープは、通常の方法では一括で切除できないため、ポリープの下に液体を注入して、わざとポリープを浮き上がらせてからスネアで縛って焼き切ります。これだけの大きなポリープも、こうした工夫により日帰りで切除可能です。
ご本人やご家族の了解がある場合は、そのまま検査中にポリープ切除を行うことも可能ですので、ご希望の方はできるだけ前もってご相談ください。ポリープが1cm以上と大きい場合や、血液をサラサラにする薬を内服中の方は、日を決めての切除となります。
そんな患者さんを診てきた、悔しい思いの島田院長は、病院の使命として、小郡・三井地区の皆さんに対し、
をやらなければならない、と決意したのでした。
平成22年1月以降、病院全体の取り組みとして、全入院患者さんに対して、同意の上で“便検査”を行い、陽性者、もしくは陰性者であっても症状がある方には、積極的に大腸内視鏡検査を実施しています。
※便検査…便の中に血が混じっているかどうかを検査します。
そして、さらにその思いを遂げるべく、
平成22年3月“プロジェクト”が始動し、
平成29年4月は、肺がんもターゲットに追加し"がん対策分科会”として、新たなスタートを切りました!!
近年の画像診断の進歩により、胆道や膵疾患の指摘が可能となってきました。
腹痛や黄疸の患者さんにCT やMRI 検査を行い、胆石や総胆管結石、腫瘍などが疑われれば、内視鏡による精密検査・治療がおこなわれます。
総胆管結石はまず内視鏡治療を行い、胆嚢結石症を合併している場合は腹腔鏡下胆嚢摘出術を行います。
当院では、最新の超音波内視鏡(EUS)を導入して、積極的に早期発見に努めています。
EUS は、CT やMRI でも発見困難な腫瘍を見つけるのに威力を発揮します。
また、腫瘍の手術前に血管浸潤や周囲臓器浸潤の評価にも有用です。(浸潤:隣接する組織内に腫瘍が侵入すること)
内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD)
食道・胃静脈瘤破裂は門脈圧亢進症の重篤な合併症であり、未治療での出血死亡率は約50%と高率です。
基礎疾患として、約90%は肝硬変症であり、出血により二次性肝不全を誘発します。
したがって、内視鏡治療による緊急止血や出血予防のための治療がきわめて重要となります。
①内視鏡的治療
②IVR(カテーテルなど)を応用した治療
③外科手術
④薬物治療(発癌抑制、肝線維化改善のためのIFN治療・門脈圧低下、ARB投与など)
⑤保存的治療
などを患者さんの状態に応じて選択しています。
1例をお示しします。
食道胃静脈瘤症例で、左胃静脈、後胃静脈短胃静脈、胃腎シャントなど多彩な供血路と排血路を有する症例です。
まず、胃静脈瘤に対する硬化療法(シアノアクリレートという物質を直接血管内に注入すると瞬時に血栓化する)を行い、その後に食道静脈瘤造影を行うと静脈瘤の血流が遠肝性となっており、硬化療法の継続は危険と判断し、EVLに変更。3ヶ月後の内視鏡では、静脈瘤は消失していました。
静脈瘤治療はまさにオーダーメード治療といえる領域です。
大腸内視鏡検査では、直腸から連続する易出血性の粗造な粘膜と抜き打ち様の潰瘍を認め潰瘍性大腸炎+サイトメガロウイルス(CMV)感染症の合併が疑われました。
血清学的検査で、CMV初感染あるいは回帰感染がないことを確認のうえ、ステロイドパルス療法(ソルメドロール1000mg)を3日間施行し、その後、ステロイド強力静注療法(プレドニゾロン60mg/日)を行いました。
臨床症状は速やかに改善し、緩解導入に成功しましたがステロイド15mgまで減量した際に再燃してしまいました。
ステロイド依存性UCの診断で、免疫調節剤であるアザチオプリン50mgを開始し、外来にて白血球除去療法
(LCAP)を計10回施行し、緩解を維持しています。大腸内視鏡では、粘膜治癒が得られています。
2009年1月、日本ヘリコバクター学会から「H.pylori感染の診断と治療に関するガイドライン」改訂が出され、胃・十二指腸潰瘍のほかに、
胃MALTリンパ腫
血小板減少性紫斑病(ITP)
内視鏡治療後胃
の3つが追加されました。
住民の方々の健康管理という理念の実現のために早期発見・早期治療が私たちの使命です。内視鏡センターでは、苦痛を感じないように新製剤による麻酔を使用し、年間5,000例以上の内視鏡検査や治療を行っています。
また、内視鏡センターは内視鏡治療やIVRといった低浸襲治療に力を入れるとともに、疾患の啓発活動のために健康教室や公民館活動をおこなっています。病気だけを診るのではなく、患者さんにとって必要な治療は何かを考えながら、丁寧かつ不足のない治療に関する説明をおこない、患者さんとの信頼関係を構築しながらチーム医療をおこなっています。
今後も幅広い専門性を維持し、常に向上心を持ち、患者さんと真摯に向き合って治療をおこなっていきたいと思っています。
1
下記の検査予約紙または内視鏡センターのリーフレットのチェック項目にチェックを入れ、受付カウンターへお持ちください。
2
予約日を決定します。
3
カウンセリングの後、内視鏡検査へ。
4
鎮静剤、鎮痛剤といったお薬を使い、眠っている間に検査終了。(※)
5
お目覚めの後、先生から検査報告があります。
※ 鎮静剤はボーっとするなどの副作用があるため、使用された方はできる限り公共の交通機関をご利用ください。