健診・人間ドック
主な検査項目
検査項目別説明
身体計測
身体計測 肥満もしくはやせなどの程度がわかります。
BMI(肥満度) 体重/身長(m)2で計算します。肥満度のチェックは、生活習慣病を予防する上できわめて大切なことです。
腹囲 メタボリックシンドロームの診断に必要となる項目です。診断基準は、
腹囲:男性≧85cm 女性≧90cm + 次の2項目以上が当てはまる場合です。
(1)高トリグリセライド(TG)血症≧150mg/dL かつ/または 低HDLコレステロール(HDL-C)血症く40mg/dL
(2)収縮期血圧≧130mmHg かつ/または 拡張期血圧≧85mmHg (3)空腹時高血糖≧110mm/dL
眼科系検査
視力 目の良さ悪さ(近視・遠視・乱視等)がわかります。
(近くのものが見えにくい老視は視力検査ではわかりません)
聴力 難聴がないかを調べます。
血圧 心臓の収縮と拡張が血管に与える圧力を測定します。心臓が収縮し血液を押し出すときの圧力を収縮期血圧(上の血圧)、逆に、心臓が拡張し最も圧力の下がった状態を拡張期血圧(下の血圧)といいます。
生化学検査 血液の中に含まれている物質を分析するもので、どんな物質がどれだけあるかで体の健康状態、とくに各内臓の状態をチェックするものです。
脂質代謝 これらの物質の値により、動脈硬化・心臓病・肝臓病・脳血管障害などの疾患にかかる危険性を調べます。
肝・胆・膵機能 これらの物質は酵素というもので、主に肝臓に存在します。肝・胆道疾患の診断につながります。アミラーゼに関しては、膵臓・唾液腺疾患のチェックの役割も担っています。
電解質 ミネラルの一種で、生命維持に欠かす事のできない役割を果たします。
電解質の不均衡は脱水や内分泌疾患などいろいろな疾患で起こることがあります。
痛風
尿酸 主に痛風を引き起こす高尿酸血症の状態を調べます。また、腎機能障害を調べます。
血液一般 血液中の血球の数を調べます。種々の血球の増減によって貧血や身体の炎症の有無、血液の止血機能の程度がわかります。
腎機能 クレアチニンなどは体内でエネルギーとして使われたたんぱく質の老廃物です。腎臓が正常に働いていればろ過され尿として出ていきます。血液中に増えるという事は、腎機能の低下を意味しています。
尿検査 尿中に含まれる成分や性質により、腎臓疾患、尿路系疾患(尿管・膀胱・尿道など)の他、糖尿病の状態、疲労度、肝臓の状態なども知ることが可能です。
肝炎 肝炎ウィルスの有無や肝炎ウィルスに対する抵抗力を調べます。
大腸
便検査 消化管、特に大腸からの出血の有無を調べる検査です。反応が陽性であれば消化管のどこかに出血を疑います。
下部消化管検査 下部消化管に内視鏡を挿入し、直接、大腸の粘膜を観察します。
(当院では、胃と大腸を同日に行うことが可能です)
肺機能 どれだけ空気を吸い込み、吐き出せるかを診ることで、肺の容量や肺の機能を測定します。呼吸器疾患を知る手がかりになります。この検査は受診時の姿勢や体形で大きく差がでますので、総合判定を参考にして下さい。
炎症
CRP 炎症性疾患の有無や程度を知ることができます。
心電図 心臓は微小な電流で動いています。その電気の流れ方を調べる事で、心臓の働きが正常かどうかを知る手段となります。
血中脂質検査
中性脂肪 メタボリックシンドロームと深い関連があり、増えすぎると動脈硬化や糖尿病になりやすくなります。
HDL-
コレステロール
善玉コレステロールといい、溜まったLDL-コレステロールを取り除き動脈硬化の進行を抑える働きがあります。少なくなると動脈硬化の原因になります。
LDL-
コレステロール
悪玉コレステロールといい、増えすぎると血管壁に溜り動脈硬化や心筋梗塞発症の危険因子になります。
肝機能検査
GOT 心臓や肝臓に多く含まれる酵素で心筋梗塞や肝炎などの疾患を調べます。
GPT 肝臓に多く含まれる酵素で急性肝炎、肝硬変などの疾患を調べます。
γ-GTP 肝臓、胆道の状態をみる事ができます。薬剤性肝障害やアルコール性肝障害の指標となります。
血糖検査
空腹時血糖 血液中のブドウ糖の量から、糖尿病の有無を調べます。食後の検査では値が高くなります。
HbA1c 過去1~2ヶ月間の血糖のたまり具合を知る事ができます。
尿検査
糖尿病を調べる検査です。
蛋白 陽性の場合、腎臓の病気が疑われます。
胃部
上部消化管検査 食道、胃、十二指腸の状況を調べます。潰瘍・ポリープ・がんの早期発見にも有効です。
X線検査 :造影剤(バリウム)を飲んで行う検査です。
内視鏡検査:スコープ(カメラ)を鼻または口から挿入して行う検査です。
また必要に応じて組織の一部を採取して調べます。
腹部
腹部超音波 超音波を身体に当てると、臓器や組織それぞれが、エコー(反射波)を返します。それを受け取り映像化したものを診断します。腫瘍や結石、ポリープなどを見つける検査です。
貧血検査
赤血球数 貧血症、血管障害などの疾患を調べます。
血色素量 多血症、貧血症の疑いを調べます。
ヘマトクリット 貧血の状態を調べます。
眼底 黄斑部・視神経乳頭・網膜血管の状態を検査します。眼の病気だけでなく、脳や血管など全身の病気についても情報を得ることができます。
骨塩定量 X線を腰の骨にあて、骨の密度を測定し、骨粗しょう症の有無を調べます。
腫瘍マーカー 癌ができると、その場所や癌の種類によって特殊な物質が血液中に入るようになります。その物質の量を測ることにより、癌の可能性があるかどうかをチェックします。これはあくまでも目安の検査です。
AFP 原発性肝がん、その他の悪性腫瘍などの疑いを調べます。(男・女セット)
CEA 大腸がんやその他のがんの疑いを調べます。喫煙によって高値になる事があります。(男・女セット)
CA19-9 膵臓がんの疑いを調べます。(男・女セット)
PSA 前立腺がん、前立腺肥大症の疑いを調べます。(男性セット)
CA15-3 乳がんの疑いを調べます。(女性セット)
CA125 卵巣がんの疑いを調べます。(女性セット)
喀痰検査 痰に含まれる、主に肺の悪性腫瘍の有無を見るための検査です。
乳がんドック 乳房を触診して異常なしこりがないか調べます。また、超音波は小さなしこりの存在とそのしこりの原因が何かを調べるのに適しており、マンモグラフィは乳癌で生じる微細な石灰化を調べるのに適しています。

心臓超音波 超音波による検査で、心臓の動き・弁の異常の有無・心筋の厚さなどを調べます。
心臓CT マルチスライスCTにて、立体解析画像を撮る検査で、カテーテル検査なしで心臓の重要な血管である冠動脈の動脈硬化病変を調べます。
胸部(肺)CT 胸部のコンピューター断層写真を撮る検査で、肺がん・肺気腫・肺炎・COPD(慢性閉塞性肺疾患)や肺以外の病変などを調べます。

腹部CT 腹部のコンピューター断層写真を撮る検査で、肝臓・腎臓・膵臓・胆嚢・脾臓などの形態や異常の有無を調べます。
頭部
脳ドック
MRI・MRA
磁気による画像診断で、CT検査では診断困難な病変も分かります。MRAは脳動脈瘤の発見に有効です。くも膜下出血や脳出血の原因となる脳動脈瘤や脳血管奇形、脳腫瘍などを調べます。
動脈硬化検査
ABI(動脈硬化度) 両腕・両足首の4ヵ所の血圧を同時に測定し、動脈硬化度の有無を調べます。
頚動脈エコー 超音波による検査で、頚動脈の動脈硬化性変化の有無を調べます。