2015九州理学作業療法士合同学会
平成27年11月14日、15日 2015九州理学作業療法士合同学会in大分 に参加させていただきました。
学会テーマは 『LIFE ~未来を切り拓く「力~」』 でした。
「これから高齢社会が進む中で、地域包括ケアシステムの実現に向けて様々な取り組みが実施されています。
また、子どもや障害のある方を取り巻く情勢も大きく変化しており、それに応じる理学療法・作業療法の”あり方”や”やり方”も常に変り続けています。
今、時代に応じるさまざま「力」が求められています。」 とのことで多数のシンポジウムや特別講座、300名を超える演題発表がありました。
高齢社会において高齢者層のいわゆる「おじいちゃん・おばあちゃん」像が時代の変化とともに変ってきています。
現代の高齢者は活動的であり、医療・福祉に関する情報も多様化している中で、今後のニーズを的確に捉え、
それに応じていく必要があります。また、地域連携に関しても、新たなツールやITを活用することで新たな「形」と
なっていきます。
これからの時代の中で、多様な役割に応じると共に、日常でのリハビリであるからこそ「何をやるのか」
「何を目指すのか」を明確にすることがいかに大切であるか、を感じました。
当ステーションからは『自宅退院後、「生活の再構築」への関わりの事例』という演題で発表させて頂きました。
自宅復帰後、自宅に引きこもられる方が多くいらっしゃいますが、今回は、自宅退院後に公共機関を利用して
外出が出来るようになった事例を報告しました。
訪問リハビリとして、様々な取り組みがなされていますが、多くの方に聴衆して頂き、貴重なご意見を頂くことが
できました。
今回の学会で学んだ新たな取り組みや、視点・考え方を、今後に活かせるよう日々の業務に取り組みたいと思います。
(訪問看護ステーション 木道)