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薬剤部より〜お薬手帳について〜

by hirayama on 1月 25th, 2013

今回は、お薬手帳についてのお話です。
持病を抱えて毎日薬を飲んでいても、ご自身が飲まれている薬の名前を正確に言える人はなかなかいません。

東日本大震災では、おくすり手帳を持っていたおかげで、避難所などでも薬の情報を正確に伝え、治療を継続でき、生活習慣病の悪化を防ぐことができた事例が報告されています。

【正確で安全な治療のために】
病院や調剤薬局に行ったとき、「おくすり手帳を持っていますか?」と聞かれたことはありませんか?

「血圧の薬」「糖尿病の薬」「精神安定剤」など、一般的なことは分かっても、正確な薬の名称まで言える方はまだまだ少数です。

おくすり手帳はこれまでに医療機関から処方された薬の情報を記録して持ち歩くための手帳で、自分がこれまでに飲んできた薬の内容を把握するのが目的です。

【市販薬やサプリメント、副作用・アレルギー情報を記載】
市販薬やサプリメントの中には、処方されたお薬と一緒に飲むと効果が強くでたり、効果が弱くなるものがあります。また、市販薬と処方箋のお薬が重なり、過剰投与につながるケースもあります。

過去に副作用が出たお薬の名前を記録しておけば、同じお薬や同系統のお薬が処方される危険性がなくなります。
万が一、処方された場合でも、薬剤師からも医師に問い合わせし、処方内容について相談することも出来ます。

記録の際は、降圧薬や抗生物質といった分類ではなく、なるべくお薬の名前を記載すると有効的です。
また、食べ物アレルギーの方に使えないお薬もあるため注意が必要です。

※注意を要するアレルギー例:卵白アレルギー、牛乳アレルギーなど
※注意を要する病気例:緑内障、前立腺肥大症、胃・十二指腸潰瘍、喘息など

【お薬手帳は、常に持ち歩きましょう】
常備すれば、旅先の病気・薬の紛失、外出時の事故、災害時などの緊急時にも、他の医療機関でもスムーズに対処できます。
また、ご自宅ではお薬手帳の保管場所を決めておきましょう。一人暮らしの方はもしもの時に他の人がみつけやすい場所に、ご家庭ではご家族に保管場所を予め伝えておくと安心です。

【お薬手帳は1冊にまとめましょう】
病院や薬局ごとに分けてしまっては、せっかくのお薬手帳の意味がありません。
地域の医療機関と情報の共有ができ、的確な治療と安全なお薬の使用につながるので、お薬手帳をまとめることをおすすめします。

【最後に】
お薬手帳は、使い方次第であなたの健康をいろいろな角度から支えてくれます。
嶋田病院でも、より安全にお薬を使っていただく為に、皆様に「お薬手帳」をおすすめしています。

これを機にお薬手帳を有効に活用してみましょう。
病院や医院、歯科医院で診察を受けるときにお見せ下さい。
その後、薬局へ行く場合も処方せんと一緒にお渡し下さい。

嶋田病院では、ご入院されたら、薬剤師がお薬とお薬手帳の内容を確認します。
また、ご退院時には、退院処方やアレルギー・副作用など、必要事項を記入した後、お返しします。

(薬剤科 下田)

lCuOLO
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