2012年08月の投稿一覧
( 2012年 )
ME機器講習会 (モニターの安全管理)
~放射線技師の視点から~
本日、ME機器講習会に参加させていただきました。
心電図モニターやSPO2プローブ扱い時の注意点やエラーによって起こり得る事故とその防止策について学びました。
高齢化社会に伴い心血管疾患も増えており、心電図モニターの需要は高まっています。
我々放射線技師は心電図モニターを管理することはないのですが、ポータブル撮影、手術室での透視時の患者様の状態の把握のためにも基本的な知識は知っておかなければなりません。
今回の講習会では緊急性に応じてアラーム音が変化することや、ペースメーカー、電波環境等でも波形に差がでることなど、基礎的なことから専門的なことまで聞くことができ大変参考になりました。
本日学んだことを生かせるよう、今後は心電図を通して患者様の状態把握し、撮影前後で波形に変化がないかを確認することを心掛けて検査に望みたいと思います。
(診療放射線技師 井上 翔太)
( 2012年 )
学会参加後の院内勉強会
リハビリテーション科のICU及び一般病棟担当スタッフチームでは、月に1~2回勉強会を開催しています。
この勉強会で、第47回日本理学療法学術大会の伝達講習も計3回に分けて行いました。
テーマは…
「転倒に関して」
「変形性股関節症患者の歩行障害」
「心不全のリハビリテーション」
日頃、患者様のリハビリに関わる中での疑問や患者様の日常生活を安全にサポートするための対策などと照らし合わせながら、時には実技を踏まえての報告会でした。
これからも様々な分野の勉強会を開いて、リハビリテーション科のレベルアップを図り、患者様のADL(日常生活活動能力)やQOL(生活の質、人生の質)の向上に関わっていきたいと思います。
(リハビリテーション科 田中 芳征)
( 2012年 )
診療支援部勉強会 2012/08
2012年8月23日木曜日 診療支援部の勉強会でした。
最初に、「診療情報について」
治療過程の中での「情報提供」と、裁判などのための「開示」との違いや、診療情報の定義等について野々下課長より教えていただきました。
患者さんから、さまざまなことを尋ねられますが、対応に困ることもありました。私たちが知りえたすべての情報が、診療情報であり、適切な対応をすべきであることが改めて分かりました。
次に、学会参加レポートがありました。
「第13回日本医療情報学会看護学術大会」に参加された中尾さんからです。
当院では、医師事務作業補助者が外来患者さんの最終検査日を記録し、外来診察の際の治療計画に役立てています。
「疾病管理MAP」という病態の重症度判定に必要な検査情報を任意で抽出できるものがあり、それを今後、当院でも活用し、さらに医師の補助ができるようにしたいとの発表でした。身近なところでも、このような取組が行われていたことに驚きました。
疾病の早期発見のためにも、ぜひ活用していくべきだと思いました。
最後に、接遇について、ロールプレイングを行いました。
休みのスタッフあての電話を受けた際の対応について、が与えらえたテーマでした。
今回は、「急ぎの用件のため朝一で折り返し連絡をほしい」という相手に対し、どのように対応するかを皆で考えましたが、各グループで意見が分かれました。
接遇について、各個人で対応が異なるため、皆で最良の対応を考えていくことで、診療支援部の接遇がよくなっていくのではないかと思いました。
(診療支援部 医事課 白川)
( 2012年 )
職員旅行日記 ~富士登山③~
~富士登山 3日目~
昨晩19時に寝て、夜中の1時に起床しました。今日は御来光を見に頂上に登る日です。
まだ真夜中ですが、日の出が朝5時の予定で、皆がいっせいに頂上を目指すので、これくらいから出発しないと頂上にたどり着けないのです。
(寝床。2畳ほどのスペースに3人で詰めて寝ます。どなたかのイビキがうるさかった・・)
外は寒く気温は0℃近くになっております。頂上はさらに寒いでしょう。昨日下から登り始めたとき時は半そでだった人も今日はダウンを着て完全に防寒着です。頭にはヘッドライトをつけ準備万端で出発。
今日は八合目の標高3,200mから頂上の3,700mまで登ります。
私たちは夜中の1時30分に出発したましたが、すでに周りも続々と出発しており、頂上までのルートは人であふれ渋滞となっておりました。
過去に登山した方はあまりの人の多さで前に進まず、頂上にたどりつけず途中で御来光を見ることになったそうなので、かなり不安になってきました。
下を見ると暗闇に、点々とヘッドライトの明かりがどこまでも続いていました。
人の列がゆっくり動いていましが、2時間かけてやっと頂上に到着!!
登山が終わったという安堵と御来光に間に合ったという喜びでいっぱいでした。
頂上には売店があり人であふれていました。自販機まであったのは驚きました。缶コーヒー1本400円となっておりましたが・・・。
場所を確保して御来光に備えます。かなり寒い。
朝5時東の空が明るくなってきました。晴れています。大丈夫そうです。一斉に東の空に注目します。
そして御来光!!きれいに見えました!
周りにいた人もみんなでバンザーイ!!
昇る日の出に向けてポーズ!
この後、山頂を一周するお鉢めぐりをして、最高峰の剣が峰まで行き、その後下山して、羽田から福岡に帰ってきました。
(山頂の火口にて)
(日本で一番高いところ標高3,776 m 山頂の剣が峰 にて)
大変思い出に残る旅行でした。
(広報委員 平山)
( 2012年 )
職員旅行日記 ~富士登山②~
職員旅行 ~2日目~
今日はいよいよ富士登山の日です。
朝起きてホテルから富士山を見てみると朝焼けで赤く染まっています。美しいです。登山日よりとなりました。
朝食後、登山スタイルに着替えてホテルを出て河口湖駅前に荷物を預け、バスで富士スバルライン五合目まで移動します。
富士五合目のレストハウスに到着すると人でいっぱいです。これから登る人と下山してきた人で込み合っていました。
この五合目までですでに標高2,300mあります。ここから登ります。
昼食をとりながらしばらく休んで高山に体を慣らします。
小御岳神社で登山の無事を祈ります。
昼食のハヤシライス ライスが富士山の形
13時過ぎにいよいよ登山開始。富士登山にはいくつかの登るルートがあり、我々が登るのは河口湖口の吉田ルートと呼ばれるところで、途中に山小屋が多く休憩しやすいので、人気のコースとなっています。
最初は、なだらかなで平たんな道が続きます。みんなで楽しく話しながら進みます。
六合目あたりからいよいよ本格的な登りとなってきます。今までとは明らかに斜面が違います。
きれいに整備された道から岩がゴロゴロした山道に変わってきます。
傾斜がきつくなり、ジグザグに坂道が続きます。だんだん息もあがってきます。
途中に山小屋がいくつかあり、そこで腰をおろし休憩します。下を見るとはるかかなたから登ってくる人が見えます。
登りはじめた頃は雲が多く下の景色が見えませんでしたが登るにつれて雲が晴れてきて下の景色が見えてきました。
17時ごろ本日宿泊する八合目の山小屋「白雲荘」に到着。
心配していた高山病になることなく全員無事に到着。ここまでくれば一安心。皆いい顔をしています。
山小屋での食事はハンバークカレーでした。ほとんどの山小屋の定番の夕食です。他のメニューもありますが、金額が地上の3倍くらいするので、我慢します。
食事が終ると、他にすることもなく、居場所も布団の場所くらいしかないのですぐに寝ました。
外の気温は10℃、夜になると0℃くらいになるとのことで、冬服をたくさん着こんで寝ました。
いよいよ明日御来光を見るため頂上に向います。晴れることを祈りつつ狭い布団の中で眠りにつきました。
( 2012年 )
職員旅行日記 ~富士登山①~
今年は嶋田病院創立50周年ということで、記念行事として9/1(土)に小郡文化会館にて「山田邦子さんの講演会」があります。そして職員には職員旅行があります。
日帰りから2泊3日までいくつかの行き先があり職員の希望するところに旅行にいきます。
第1陣として 8/21-8/23 の2泊3日 9名でにて「富士登山・河口湖観光」に行ってきました。
~初日~
福岡空港から羽田まで飛び高速バスで河口湖まで移動。
河口湖に到着して昼食をとり、河口湖畔を散策してモーターボートに乗りました。
15分ほどの乗船でしたが、船長が波を跳ねてジャンプさせたり、船体を傾けてくれたりてしてスリルがありました。湖が広くて解放感があり、風が気持ち良く爽快でした。
宿泊先は、河口湖湖畔にあるホテル 「吟景」。
ホテルに着いた瞬間に河口湖の向こうに富士山が雄大に見え感動しました。
ロケーションが素晴らしかったです。
「明日あの山の頂上に登るのか」と思うとあそこまで登れるのだろうかという不安と、あそこからの眺めは素晴らしいだろうなという期待でいっぱいになりました。
さらにホテルの屋上に露天風呂があり、そこからの眺めも素晴らしいものでした。
明日が晴れることを祈りました。
夜は、ホテルの料理を堪能し、明日に備えて早目に床につきました。
明日はいよいよ登山です。
(広報委員 平山)
( 2012年 )
第47回 理学療法学術大会
~ テーマ 『 プロフェッション! 新たなるステージへ 』 ~
5月25-27日に、兵庫県神戸市で開催された第47回 理学療法学術大会に当院リハビリテーション科から3名参加してきました。
神経・内部障害・運動器理学療法などの専門領域に分かれた1509演題の発表や、特別講演、シンポジウム、機器展示などを可能な限り拝見、傾聴してきました。
参加人数は、のべ6000人を超え、あまりの人の多さにも圧倒されました。
今大会でも、特殊技能としての理学療法に対するエビデンスが重視されるとともに、疾病予防と健康増進への取り組みなども、科学的根拠に基づく裏付けがなされ、理学療法の質を追求した研究や臨床の発表がほとんどでした。
当院リハビリテーション科は、スタッフの人数も充実し、患者さまへの介入量の確保も、他院と比較しても引けを取るどころか多い状況に至っています。
今回、学会発表を聴講する中で、当院で行っていることが現状の理学療法の根拠に則っている事が数多く確認できました。
今後は、当院で行っている事を検証、分析し、院外に発信することで、地域医療への貢献につなげていきたいと思います。
予断ですが。。。
せっかく神戸に行ってきましたので、美味しい神戸牛と美味しいお酒、そして学会の内容を酒の肴に、夜は3人で厚く語り合ってきました(笑)
(リハビリエーション科 田中 芳征)
( 2012年 )
小郡夢HANABI2012
緩和ケア便り~くろーばーてらす~
8/11(土)小郡夢HANABI2012
朝から雨が降ったりやんだり…開催されるのかどうか、スタッフも患者さんもやきもきしていましたが、何とか雨も上がり開催されました。
前日からテルテル坊主を作り、窓に向けて飾ってあった患者さんもいらっしゃいました。本当にみなさん楽しみにされていました。
今回は、実習に来られていた看護学生さん、病院のスタッフなどたくさんの方にボランティアとしてお手伝いしていただきました。
浴衣を来て、いつもとは違った印象のみなさん。素敵な夏女です★☆
そして毎年恒例、緩和ケア病棟の花火大会といえば“たこ焼き”\(^o^)/
学生さんが一生懸命焼いてくれましたが、あまりに人気であっという間になくなってしまったとか。
その他、かき氷や、コーヒーフロートも用意され夏祭りの雰囲気満点♪♪
花火のクライマックスでは突然の豪雨にみまわれましたが、皆さん「楽しかったよ~」「きれいだった~」と程良い疲れと共に笑顔で病棟に戻ってこられました。
綺麗な花火をみながらご家族や、スタッフと一緒に夏を満喫されたのではないかと思います(*^。^*)
やっぱり日本の夏は花火ですね★☆★
(広報委員 山形)
( 2012年 )
永年勤続35年表彰②
永年勤続35年の表彰をされました外来看護師 大中恵美子さんに昔を振り返ってもらいました。
いつ入職しましたか?
昭和51年の春に嶋田病院に入職しました。
入職したきっかけはなんですか
福岡で働きたいと考えていたとき、当時の理事長の嶋田國重先生が熊本の天草の学校まで就職説明会にみえてお話しを聞いてからです。
入職した当時の嶋田病院の様子を教えて下さい
当時はスタッフが100名もいなかったのですが、急患に手術にと忙しく、夜勤から手術室、内視鏡、外来となんでもこなしていました。
仕事はどうでしたか
今のようにスタッフが増えて部署で仕事が分担されているわけではなかったため、何でもやっていました。
その中でも手術場が特に厳しかったです。おかげで鍛われて勉強になり、今の自分があると思います。
当時の楽しかった思い出は何ですか?
人数が少ない分、何でもみんなでワイワイやっていました。
食堂で皆で食事したり、運動会、バレーボール、ソフトボール大会に書道などもやっていました。
(昭和62年の嶋田病院運動会の様子 ~躍進19号より)
後輩にメッセージをお願いします。
仕事で困ったときやつらいときは、入ってきた頃の初心を思い出してください。初心を忘れず、最初のやる気を忘れず、がんばってください。
これで質問を終わります。
入職された当時の広報誌 躍進の職員紹介でも大中さんは、初心忘れべからず。と書いてありました。常に心がけて仕事していることが分かりました。
いつも元気な大中さんでした。
(広報委員 平山)
( 2012年 )
永年勤続35年表彰
躍進会にて、小郡三井医師会による永年勤続の表彰がありました。
5年、10年、15年勤務と5年ごとに表彰されます。
その中でも、最も永く勤めていらっしゃる外来看護師の大中恵美子さんが35年勤務者として代表で院長より表彰状と記念品を授与されました。
ひと言に35年と言いましても色々あったと思います。
後日、大中さんに昔を振り返って頂きたいと思います。